トヨタが新型「ハイラックス“ランガ”」を公開し、約180万円という手ごろな価格で登場しました。この新型モデルは、カクカクとした独特なボディデザインと、MT（マニュアルトランスミッション）を採用したことが特徴で、3列シートで7人乗りのSUVとしての利便性も兼ね備えています。インドネシアで初お披露目されたこのモデルは、特に多人数での利用やアウトドアシーンでの使用に最適な一台です。

新型「ハイラックス“ランガ”」の特徴

「ハイラックス“ランガ”」は、トヨタの人気ピックアップトラック「ハイラックス」をベースにしたSUVモデルです。ピックアップトラックとしてのタフさや耐久性を維持しつつ、SUVとしての居住性や快適性を強化したモデルです。

• カクカクボディ: デザイン面では、角張ったボディが目を引きます。近年の流線型デザインとは一線を画す、無骨でタフな外観が「ハイラックス」の力強さを引き立てています。このカクカクとした形状は、耐久性とオフロード性能を象徴するデザインであり、悪路でも安定した走行を可能にします。

• MT（マニュアルトランスミッション）採用: 現代の多くのSUVがAT（オートマチックトランスミッション）を採用している中で、この「ランガ」はMTを選択肢に残しています。MTは運転の楽しさや、細かいコントロールを可能にすることから、ドライビングを楽しみたい人にとって魅力的な要素です。特に、オフロード走行や過酷な環境での運転においては、MTがより適した選択となる場合もあります。

3列7人乗りの広いキャビン

「ハイラックス“ランガ”」のもう一つの大きな特徴は、3列シートの7人乗り仕様です。このレイアウトは、家族での移動や、多人数でのレジャーにも対応できる点で非常に実用的です。広いキャビンスペースと多人数乗車の機能性により、日常的な使い勝手はもちろん、キャンプやアウトドアシーンでの活用にも最適です。

インドネシアで初お披露目

この新型「ハイラックス“ランガ”」は、インドネシアでの初お披露目となりました。東南アジア市場において、ピックアップトラックや多用途車両の需要が高いことから、トヨタはこの地域に特化したモデル展開を図っています。特に、価格も約180万円という手ごろな設定で、広範なユーザー層にアピールできる点が大きな魅力です。

インドネシアをはじめとする東南アジア諸国では、多目的に使えるタフな車両が求められており、「ハイラックス“ランガ”」は、そのニーズにしっかりと応えるモデルとなっています。特に、悪路や未舗装路の多い地域では、信頼性の高い「ハイラックス」のベースが大きな利点となります。

ハイラックスシリーズに新たな魅力

「ハイラックス“ランガ”」は、従来のピックアップトラックの性能を維持しながら、SUVとしての魅力をプラスしたユニークなモデルです。実用性とタフさを兼ね備えた車両として、多用途に活用できる点が魅力的で、インドネシア市場での展開が注目されています。また、この車が世界各地でどのように受け入れられるのか、今後の展開にも期待が高まります。

まとめ

トヨタが公開した新型「ハイラックス“ランガ”」は、カクカクとしたタフなデザインと、運転の楽しさを追求したMT仕様が特徴の新しいSUVです。3列7人乗りの広いキャビンを備え、多人数での利用に最適なこのモデルは、インドネシアでの初展示を皮切りに、多くの注目を集めています。約180万円というリーズナブルな価格設定で、幅広いユーザー層にアピールできる一台となっています。